ニュース

03.03.2017

【プレスリリース】ルクセンブルク、東京の月面ロボット探索技術企業のispaceと 「SpaceResources.lu」計画の一環で協力に関する覚書を締結

※ 日本語訳:オリジナルの英語版が優先します。

   http://www.gouvernement.lu/6766124/02-luxembourg-ispace-tokyo

201732― ルクセンブルク政府は、東京に拠点を置く宇宙ロボット探索事業の株式会社ispaceとの間で、「SpaceResources.lu」計画の一環として、月資源を発見、マッピングし、活用するための小型化技術の開発を焦点とした覚書(MoU)を締結しました。ルクセンブルク政府のSpaceResources.lu計画は、小惑星などの天体や月から集められた資源の商業的利用を促進し支援することを目指しています。

今回の覚書締結により、ispaceは、ルクセンブルクの同社欧州拠点から、事業開発や研究開発、ペイロードの開発や組み立て、技術支援などを含むや重要な技術サービス事業を展開していきます。

ルクセンブルク側は、ispaceのロービング・スペクトロメーター・プロジェクトのような関連性のある研究開発活動に共同出資するため、国の研究開発補助金や欧州宇宙機関(ESA)のプログラムを通じて資金を提供します。このプロジェクトは、ルクセンブルク科学技術研究所(LIST)によって開発された革新的質量分析計を、月面の氷とレゴリスの組成探究のために月面に運ぶことを目的としています。

ispaceは、ルクセンブルグ市にあるポール・ワースInCub施設内にispace Europe SAを設立します。InCubは政府系ビジネスインキュベーターであるTechnoport®と協力して革新的でテクノロジー主導の企業向けに専用支援プログラムを提供しています。

 

シュナイダー副首相兼経済大臣のコメント

「ルクセンブルグ政府は『SpaceResources.lu』計画を推進しています。日本のispaceが我々の枠組みに加わったことで、新たな外国企業がルクセンブルグを宇宙資源の探査や開発における欧州ハブとして選んでくれたこととなります。著名な研究機関としてのルクセンブルク科学技術研究所(LIST)との協力や、ポール・ワースのような現地のイノベーションエコシステムのキープレーヤーとの繋がりが、ispaceにルクセンブルグの宇宙産業での素晴らしいスタートをもたらすでしょう。」

 

ispace代表取締役袴田武史のコメント

「ispaceは、宇宙資源開発の分野で外国政府と連携した初めての日本企業となります。月は、人類がさらに遠い宇宙を目指すために、戦略的な、そして必要不可欠なステップです。今回のルクセンブルク政府からの支援により、ルクセンブルクや日本はもちろん、グローバルな枠組みで、月を中心とした資源開発を行っていけることに非常にワクワクしています。」

 

LIST科学技術部ディレクター、ジェンズ・クライゼル教授のコメント

「宇宙産業における技術発展は、ルクセンブルク科学技術研究所(LIST)の材料技術部(MRT)においても重要な分野です。」

 

LIST Advanced Instrumentation for Ion Nano-Analyticsトム・ワーツ博士のコメント

「今回のispaceとの共同開発は、ルクセンブルグ科学技術研究所が目指す未来をまさに実現できるものです。私たちの質量分析技術は、今後宇宙開発の分野においても転用していく余地が十分にあり、ぜひispaceと共にこの技術を宇宙に展開していきたいと思います。」

 

ポール・ワース代表取締役、ジョージ・ラッセル氏のコメント

「ポール・ワースは、従来の鉄鋼産業にこだわらずに、若く確かな技術に立脚した企業との連携を探しています。近年資源の稀少性が目立つようになっていることから、資源開発を促進する技術イノベーションに関心を持ち始めています。ispaceのポール・ワースInCubのインキュベーションプログラムへの参加をとても歓迎しており、この先に待ち受ける挑戦を楽しみにしています。」

 

ルクセンブルク経済省発表

 

日本語版に関するお問合せ先:

 

ルクセンブルク貿易投資事務所

E-mail: tiotokyo@mae.etat.lu

Tel : 03-3265-9621

www.investinluxembourg.jp

 

PDF版はこちらから: https://goo.gl/sHcgq3