能登半島地震で犠牲となれた方々に心よりお悔やみ申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。被災地では非常に困難な状況が続いているようですが、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。今回震源地となり最も被害の大きかった石川県は、ルクセンブルクと非常に親交の深いところで、ルクセンブルクの貨物航空会社カーゴルックスが30年以上にわたり小松空港に定期貨物便を就航させてるご縁で、政治、経済、文化など幅広い交流があります。昨年12月にはフェリング大使が馳知事を訪問し、カーゴルックスの北米便拡充の可能性や今後の交流継続への意欲について意見交換しました。知事表敬後に、金沢や能登の酒蔵を視察させて頂き、その素晴らしさに感銘を受けていたばかりでしたので、今回の震災には大使館でも強い衝撃を受けております。ルクセンブルク本国の関係者からも心配する声が多数寄せられています。

 

グザヴィエ・ベッテル副首相兼外務・対外貿易大臣が1月24~26日に来日し、上川外務大臣とのワーキングディナーや林官房長官との会談に臨みました。上川大臣との会談では、ワーキングホリデーに関する口上書が交換され、今年6月に発効することとなり、また、二か国間航空協定が実質合意に至ったことも発表されました。1月25日には、大阪万博のルクセンブルク・パビリオン起工式を執り行いました。ベッテル副首相が来日・参列したことで、日本の関係者の方々にルクセンブルクの万博への意気込みが伝わったのではないかと思います。独自パビリオン(タイプA)としては3か国目の起工式で、神式で行ったのルクセンブルクが初めてだったそうです。非常に美しい地鎮祭で、神楽の奉納もあり、ルクセンブルクの使節団一同感銘を受けました。ご準備下さいました内藤ハウス様に感謝すると同時に、安全な工事となりますようお祈りします。起工式記念開催したレセプションでは、パビリオンの展示の内容を含む紹介動画を初公開しました。1年3か月後の万博開幕に向けて、ルクセンブルク館への期待を皆様に抱いて頂けたら嬉しいです。

2019年に着任し、駐日ルクセンブルク大使として活躍されたピエール・フェリング大使が、1月末に離任し、本省に戻られました。4年半の在任期間中には、コロナ禍、東京オリンピック、大阪万博へのルクセンブルク参加表明、安部元総理の国葬など、様々な出来事がありました。オリンピックの際にアンリ大公殿下が来日された他、ベッテル前首相は2度、シュナイダー元経済大臣、ファイヨ前経済大臣、アッセルボルン前外務大臣、バッケス前財務大臣など、主要閣僚の来日が続き、ルクセンブルクと日本の外交関係は確実に強化されたと感じています。フェリング大使は外務省入省前に金融機関で働いた経験があることからも、当事務所の投資貿易促進活動に理解があり、様々な助言や支援を頂きました。実は、フェリング大使は今後、当貿易投資事務所の活動をルクセンブルク本国から管轄することになります。昨年11月のルクセンブルク新政権発足に伴い、貿易と投資誘致の担当部局が経済省から外務省に移行し、同部局の新局長にフェリング大使が就任されます。日本にルクセンブルクの経済使節団や閣僚が来日する際には、使節団の一員として日本の皆様とお会いすることがあるかもしれません。

 

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