2025年の大阪・関西万博開幕まで600日を切る中、ルクセンブルクは独自パビリオンの建設契約を株式会社内藤ハウスと締結しました。テーマは「DOKI DOKI – ときめくルクセンブルク」で、来場者の鼓動が「ドキドキ」と脈打つような体験を提供します。同パビリオンは循環型経済の原則に従って設計され、万博閉幕後に可能な限り部材の再利用を目指すという目標を掲げています。サステナブルで循環型の社会を標ぼうするルクセンブルクのビジョンを訴えていきます。展示内容についても今後、具体化してきましたらお知らせして参ります。また、万博を主に担当するスタッフとして、星文絵が我々貿易投資事務所のチームに加わりました。今後お世話になりますが、どうぞよろしくお願いします。

「シューバーファウアー」が8月下旬から9月上旬までルクセンブルク市内で開催されました。シューバーファウアーは、ルクセンブルクで680年前から開催されるお祭りで、この欧州最大級の移動遊園地には例年多くの来場者が国境を越えて訪れます。今年は、欧州で続くインフレの影響で、新アトラクションや飲食の値段がとくに高くなったと、現地からぼやく声が聞こえてきました。9月半ばに学校の新年度が始まると、夏季休暇ム―ドが終了し、ルクセンブルクと日本の間の交流が加速しています。

ルクセンブルク経済省傘下のイノベーション促進機関ルクスイノベーションは、2022年にジェトロ・ブリュッセル事務所ならびにつくば市と、それぞれ協力の覚書を結び、相互の投資貿易交流ならびにイノベーションの発展を目指しています。こうした交流活動の一環として、今年11月27日-29日に2つの交流事業が実施されます。ジェトロ・ブリュッセル事務所は、日本企業様向けルクセンブルクへの海外視察ビジネスミッションを予定されていて、スマートシティ、モビリティ、ICT、ヘルステック等で欧州進出をお考えの企業の皆さまに特にお勧めのプログラムとなっています。詳細はこちらのウェブサイトをご覧ください。https://www.jetro.go.jp/events/beb/04a1a05c6c5ac924.html

また、つくば市はJETRO茨城ならびにと連携し、航空宇宙関連産業・金融産業スタートアップ向けルクセンブルク アクセラレーションプログラムを実施される計画です。ルクセンブルクにてビジネスマッチングや欧州市場進出の機会を提供し、対象は、つくば市および東京コンソーシアム内で同産業に従事するスタートアップで、こちらも現在参加企業を募集中です。https://www.jetro.go.jp/events/ibr/4dd6e5875e3108a2.html

ルクスイノベーションは日本の様々な経済セクターとの交流促進にも乗り出しています。10月のバイオ・ジャパンに合わせて、ヘルステック担当のMr. Régis Ciréが、また12月にはICT担当のMr. David Foyが来日の予定です。日本の多くの企業と、各企業の課題についてルクセンブルクの事業環境がどのように役立てるのか、より具体的な話し合いが持たれることと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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