不安定な天候の5月の東京でしたが、そろそろ東日本も梅雨入りしそうな雲行きです。ルクセンブルクでは、5月の3週目頃からようやく20度を超える日が増え始め、今週は夏日が続く予報です。6、7月のルクセンブルクは、晴れが多く日が長いため観光にお勧めです。ウクライナでの戦争の影響を受け、欧州向けルートの飛行時間が長いのが残念ですが、ヨーロッパにいらっしゃる方は是非初夏のルクセンブルクへのご訪問もご検討ください。

6月29-30日にルクセンブルクで開催される『ICT SPRING 2023』の招待出展枠に多くのご応募を頂きありがとうございました。今年は、ルクセンブルク経済省により日本のスタートアップ企業4社、クレイ・テクノロジーズ株式会社、IDDK、INOPASE、Thermalyticaが選出されました。ICT SPRINGではスタートアップブースへの出展と併催イベント「Mastermind Challenge」にてピッチを行う予定です。各社のご健闘をお祈りします。今年は、イベント前日にルクセンブルク政府関係機関が選抜スタートアップ向けに提供するプログラムがパワーアップしました。例年開催されてきた、ベンチャー支援機関関係者とのネットワーキングに加え、ルクセンブルク南部のサイエンス都市、ベルヴァルの訪問が組み込まれました。ベルヴァルは製鉄所の跡地を学園都市に再開発したところで、ルクセンブルク市とは違った雰囲気を味わえると思います。また、カンファレンス2日目には、茨城県つくば市の五十嵐市長が登壇し、同市が取り組むスーパーサイエンスシティ構想を紹介されます。つくば市は、昨年ルクセンブルク政府イノベーション促進機関のルクスイノベーションと協力協定を締結、現在交流について様々なアイディアが話し合われています。

7月4-6日に都内で開催されるアジア最大の宇宙ビジネスカンファレンス『SPACETIDE 2023』にルクセンブルク宇宙機関(LSA)のシニア・プロジェクト・マネージャーのBob Lamboray氏が登壇します。各国の宇宙機関関係者によるパネルで、宇宙分野での新しい官民協力の在り方について討論する予定です。ご興味ある方はイベントのサイトをご確認ください。https://spacetide2023.webflow.io/

日本でも、クラフトビールに続き、クラフトジンが続々登場していますが、日本市場進出を目指すルクセンブルクのクラフトジン『OPYOS』 (オピオスと読みます)の洋酒関係者向け試飲会を大使館で開催しました。ルクセンブルクの蒸留酒造りの伝統を活用し、地元産の果実や植物を極力使用したクラフトジンは、どれも洗練されたクリーンな味わいで、ご好評を頂きました。

今年の秋に、ルクセンブルク市中心部の目抜き通りにユニクロが出展することになりました。オランダ、ベルギーではすでに数店舗を展開する同ブランドですが、ルクセンブルクでは初出店となり現地での反応が楽しみです。

Menu
閉じる