「ルクセンブルク投資セミナー イノベーションを支える事業環境」開催のお知らせ

このたびルクセンブルク貿易投資事務所、及び在日ルクセンブルク大公国大使館は「ルクセンブルク投資セミナー」を開催いたします。

欧州市場開拓のためのビジネス拠点として活用されるルクセンブルク。EU内で最も国際的且つ開かれた投資環境、人材競争力、優れたICTインフラや制度設計で、政府は進出企業の成長を長期に渡り支えています。新分野に挑戦する先端技術企業がルクセンブルクで成長するケースも多く、日本の宇宙ベンチャー「ispace」やカーボンナノチューブの「オクシアル」などはその好例です。なかでも、今回登壇するハンディ3Dスキャナの世界的リーディング企業「Artec3D」は、その製品がすでに日本の大手自動車OEMにも採用されるなど高い評価を得ています。

本セミナーでは、欧州進出や欧州で追加投資をお考えの日本企業様を対象に、ルクセンブルクの最新事業環境や戦略的優位性などについて解説します。さらに、ルクセンブルクで活動するテクノロジー企業や進出事例をご紹介します。今回、ルクセンブルクからスピーカーとして、経済省イノベーション促進機関のキーパースンや国のスーパーコンピューター「MELUXINA」利用促進機関のCEO、前述の「Artec 3D」社CEO等が来日します。 また、ルクセンブルクにファンドを設立した独立系VC「Double Feather Partners」のCEOから、アフリカでのイノベーションに向けたルクセンブルク機関との連携について伺います。

プレゼンテーションの後にはネットワーキングの場をご用意します。ビジネス環境の情報収集のみならず、新たなビジネスが始まる交流機会としてご活用いただきたく、是非ご参加ください。


  • 本イベントは招待制になります。

ご関心のある方は、 tiotokyo@mae.etat.lu 宛に、以下を明記したメールの送付をお願いいたします。

当事務所のニュースレターご購読者の方も、お申し込み頂けます。その旨併せてお伝えください。

「 会社名 / 部署名 / お役職 / 氏名 / ご住所 / 電話番号 / メールアドレス」

各後援団体会員様は、上記に加え、招待コードをお伝えください。

 

  • 締め切り:526日金曜日17時まで

※お申し込み多数の場合、抽選とさせていただきます。

また1社から複数名のお申し込みをいただいている企業様に参加人数調整の相談をさせていただく場合があります。

お席をご用意できた方には、郵送にて招待状をお届けいたします。


 

以下、詳細です。

 

■対象

欧州への進出や追加投資を検討する日本企業様(※完全招待制、要事前登録)

■開催日時 

2023年06月07日(水)

16:00~18:00   セミナー

18:00~20:00   ネットワーキング(※ビュッフェ形式でお食事・お飲み物を提供)

■プログラム(予定)

*各講演のタイトルは全て仮題です。

セミナー16:00~18:00

  • 「ご挨拶」  駐日ルクセンブルク大公国大使  ピエール・フェリング閣下

駐上海総領事、駐ロシア大使などを経て、2016年からルクセンブルクのベッテル首相付き外交顧問(欧州連合担当)としてBREXIT交渉などに関わる。2019年に来日。現在、駐日大使と、駐韓、駐フィリピン大使を兼任。外交官になる以前は、クレディ・スイス、ソシエテ・ジェネラルにてアセット・マネージャーとして勤務。

  • 「日本企業がルクセンブルクに進出する意味」

ルクセンブルク貿易投資事務所 エグゼクティブディレクター松野百合子氏

ルクセンブルク大公国経済省の直轄機関であるルクセンブルク貿易投資事務所東京オフィスで日本・ルクセンブルク間の貿易投資交流促進活動を統括。1996 年に在日ルクセンブルク大公国大使館に入所し、1999年より経済・広報担当部長、2005年に籍を経済省に移し現職。

  • 「ルクセンブルク経済の最新事業環境動向」

ルクスイノベーション国際ビジネス開発兼コア技術部長 ダヴィッド・フォイ氏

ルクセンブルクで30年以上、ファンド、銀行、保険ビジネスのCIOとして、また国際開発分野に従事。この間、ルクセンブルクの地域経済やICTセクター、技術的・運用的な課題や機会について深い知識を蓄積してきた。2017 年 7 月よりLuxinnovation に入所し、ICT ・デジタル経済セクターを中心にルクセンブルグへの直接投資の誘致及び、企業の国際的な事業展開支援を担当。  ICT 、サイバーセキュリティ、データ保護等の分野で幅広い専門性と知識を有する。

 

Q&A

コーヒーブレイク
  • 「ルクセンブルクの事業環境」 

PwCあらた有限責任監査法人 資産運用アシュアランス部 パートナー 久保直毅氏

1998年にPwCに入所。20年以上にわたり、資産運用・資産管理業界を中心とした国内外の金融機関(信託銀行・資産運用会社・保険会社等)に対し、ファンド監査、会社監査、内部統制検証業務、アドバイザリー業務を提供。2010年から2015年にかけてPwCルクセンブルク法人へ出向。現地日系企業へ欧州進出に伴うアドバイザリーサービス等の業務を提供。

  • 『ルクセンブルクの高性能スーパーコンピューター「メルジーナ」』

LuxProvide CEO ダヴィッド・パピア氏

IBM欧州の事業開発および財務担当の上級管理職を経て、富士通フランスのビジネスオペレーション担当役員に就任。その後、富士通システムズ ヨーロッパの CEOとしてDXの最前線を経験し、過去10年間は、欧州、中東、南アジア、北米における富士通のデータ分析、AI、HPCビジネスの発展に貢献。 2022年11月より現職。

  • 『ルクセンブルグ発テクノロジーをハイテク先進市場にもたらす: Artec 3D サクセス ストーリー』                         

ARTEC 3D CEO アルテム・ユーキン氏

発明家、研究者、シリアル起業家。3Dコンピュータ画像ならびにAIの分野で19の国際特許を保有。1999年に顔認証に関する重要な技術を開発し、世界標準(ANSI、ISO)となるバイオメトリクス技術にまで育て上げた。同技術はApple Face IDなど幅広く活用される。VC、またテクノロジー企業の役員としても活動。

 

  • 「アフリカの社会課題解決型のVCファンド組成におけるルクセンブルグの活用と連携事例」

株式会社Double Feather Partners  CEO, Founding Partner  武藤 康平氏

アフリカにおける社会的な課題にチャンレジする企業へのベンチャー出資(農業/ヘルスケア/モビリティー/フィンテック/通信企業等へ出資実績)や事業展開などの包括的な支援をワンストップで提供する傍ら、本邦民間企業や政府系機関に対してアフリカ戦略のアドバイスを提供。現在ルクセンブルグにてクリーンテック及びフィンテックにフォーカスした次号ファンド(SFDR 8)を組成中。内閣府官民研究開発投資拡大プログラムにおけるアドバイザーや、JICAからの委託を受けケニアにおけるアクセラレーションプログラム(NINJA: Next Innovation with Japan)事業の代表統括を務める。2022年のアフリカ開発会議(TICAD8)の首脳会合にてスタートアップ/ベンチャー代表として参加。

Q&A

18:00~20:00   ネットワーキング (※ビュッフェ形式でお食事・お飲み物を提供)

 

■会場

ホテルニューオータニ 東京「舞の間」「悠の間」

(住所: 東京都千代田区紀尾井町4-1)

■定員

80名

■特記事項

完全招待制・参加費無料・日英同時通訳付き

■主催

ルクセンブルク貿易投資事務所

在日ルクセンブルク大公国大使館

■後援(申請予定先、順不同)

日本貿易振興機構(JETRO)

一般社団法人 日本経済団体連合会

一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)

一般社団法人 日本航空宇宙工業会(SJAC)

一般社団法人 ソフトウェア協会(SAJ)

一般社団法人 Fintech協会

モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)

■お問い合わせ先

ルクセンブルク貿易投資事務所 担当:松野・中丸・石黒

Email: tiotokyo@mae.etat.lu

TEL: 03 3265 5052

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