毎年11月にルクセンブルクで開催される欧州最大規模の宇宙ビジネスカンファレンス「Newspace Europe」が、11月24日に実会場・オンライン参加可能なハイブリッド形式で開催されました。同イベントは、宇宙ビジネスに携わる様々な企業やビジネスチャンスを探す起業家や投資家たちが世界各国から集まり、交流を深める場にもなってきましたが、昨年はコロナ渦で中止となったため、2年ぶりの開催でした。

ルクセンブルク経済大臣やESA長官、NASA民間宇宙ディレクター、ルクセンブルクを代表する衛星企業SESらの基調講演や、「Economics of Space for Earth」「Space Debris & Space Security / Space Traffic Management」「The business of space and the climate for investment」など様々な切り口で登壇する欧米を中心に宇宙企業、地上企業、アカデミア、VCなど多様なスピーカー・パネリストにより、ヨーロッパでも急速に展開する宇宙ビジネスセクターの現状や関心事を知る機会となりました。

今年9月に開催されたルクセンブルクのピッチコンテスト『Master Mind』で優勝を果たした日本の宇宙ベンチャー、Pale Blueは「Future of Space Economy – the Path to Sustainable and Affordable Space Mobility」というセッションに招かれ登壇されました。欧州が目指すサステナブルな宇宙開発という文脈で注目されています。

 

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