ルクセンブルクの革新的な音楽ロイヤリティ取引所「ANote Music」を運営する、ルクセンブルク発スタートアップ企業ANote Music Sarl (エイノート・ミュージック、CEO Marzio F. Schena/ルクセンブルク大公国)が、株式会社ロイヤリティバンク(代表取締役:佐々木 隆一/東京)と業務提携しました。今回、その提携の具体的内容についてAnote Music及びロイヤリティバンクからそれぞれプレスリリースが発表されました。詳細は以下リンク先をご覧下さい。

ANote Musicのプレスリリース日本語翻訳はこちら

株式会社ロイヤリティバンクのプレスリリースはこちら

昨今、「印税」が資産として注目を集めており、一般の人が「音楽のロイヤリティ(権利使用料)」に投資できるプラットフォームが海外で誕生しています。その中でも、ルクセンブルクで2018年に設立されたAnote Music(エイノート・ミュージック)は、洗練されたシステムとブロックチェーン技術を用いた安全かつ透明性の高い設計で高評価を受けています。ユーザーが好きなミュージシャンを応援しつつ、楽曲が使用されるごとに生まれるロイヤリティから収益を得る一方、アーティスト、レコードレーベル、ソングライターらがまとまった収入を得て経済的に自立する一助となるこの仕組が日本にも導入されることになりました。

かつては、レコードやCD発売後は楽曲使用の機会が減っていきましたが、現在ではストリーミングの伸びにより楽曲の市場での寿命が伸びていると言われます。また、音楽の出版収入は金融市場や一般消費の動向と相関性が低いため、リスクを軽減する資産クラスであるとの考え方があるようです。1997年にデヴィッド・ボウイが自身のアルバムの収録曲を使った10年債を発行して約65億円を調達した際には、先進的な試みとして注目されましたが、楽曲のロイヤルティー取引は今新たな展開を見せています。

ANote Musicの音楽印税取引プラットフォームを日本の投資家に紹介するサイト「ロイヤリティバンク」については2021年4月9日(金)にプレ・オープンしております。是非こちらのウェブサイトもご訪問ください。

 

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