9月13日 ～15日に幕張メッセにて開催された国際太陽光発電展へ、ルクセンブルク企業のSolarCleano社が来日出展しました。
SolarCleano社は、太陽光パネル清掃用のロボットを開発、販売している企業で、本社はルクセンブルク南西部、ベルギーとの国境: Grassに本社を構えています。
砂漠や高温多湿の地域など、様々な条件下でも耐えられる品質を持つ同社の清掃ロボットは、現在世界70か国以上にネットワークを拡大させています。
あまり知られていないかもしれませんが、太陽光パネルが砂や花粉等で汚れると発電量が低下するため、定期的な清掃が理想的とされています。
日本では、愛知県に本社を構える株式会社 FIVE WORKS社が2022年にSolar Cleano社と代理店契約を結びました。同社は主に、SolarCleano社のロボットを使用した太陽光パネルの清掃を受けおっており、同時にロボットの販売も行っています。ロボットを購入してくれた企業とパートナー契約を結び、大規模な清掃業務の依頼があった際に共同で実施する計画もあるそうです。
今回来日したSolarcleanoの日本担当者は、「SolarCleanoの強みは、高い技術力に加え、アフターケアにも力を入れている点です。全ての部品は、ルクセンブルクの工場内で製造されており、管理も徹底されています。またある国の例でいうと、顧客同士はSNSのグループで繋がっており、互いに交流を図ったり、問題点を相談できるような場も提供しているんです」と語った。
株式会社 FIVE WORKSの担当者も、「社長が動画サイトで偶然SolarCleanoのロボットを見つけ、購入してきたのがきっかけではあったが、とても使い勝手がよく大満足している」と話してくれたました。
次回は、2024年2月末から3月あたまにかけて、東京ビッグサイトで開催される国際太陽光発電展にも出展を検討しているとのことです。
是非会場にて、SolarCleano社の技術に触れていただけると、幸いです。
