2024年1月24日から26日、グザヴィエ・ベッテル副首相兼外相と使節団が来日しました。ベッテル副首相兼外相にとって、今回の来日が就任後のアジアにおける初の外遊となりました。

滞在中、25日は大阪・夢洲内で開催されたルクセンブルクパビリオンの起工式に参加しました。参加国としては3か国目の起工式となり、神式の起工式を行ったのはルクセンブルクが初めてだったそうです。神事では
設計を担当するシュタインメッツデマイヤーのアルノー・デマイヤー氏が鎌を、ベッテル副首相とアンドレ・ハンゼンコミッショナーが鋤を、施工を担う内藤ハウスの内藤篤社長が鍬を入れ、安全な工事を祈願しました。

来月より本格的にパビリオンの建設が開始される見込みです。起工式に続いて開催されて記念レセプションでは、博覧会協会の石毛事務総長からご挨拶頂き、大阪の山口副知事ならびに高橋副市長もご参列下さいました。起工式後の記念レセプションでは、パビリオンの展示内容を紹介する動画が初公開され、ベッテル副首相はスピーチで、万博のようなイベントには批判はつきものだが、これを乗り越えれば皆に喜ばれるイベントが待っている、と前向きなメッセージを送りました。

26日には東京で、林芳正内閣官房長官を表敬訪問しました。林官房長官は、日・ルクセンブルク友好議員連盟会長を務められていることもあり、ベッテル副首相からも二国間の関係強化に引き続き努めていく意向が伝えられました。

林官房長官表敬訪問の詳細は、外務省のホームページをご覧ください。

その後、上川陽子外務大臣にワーキング・ディナーへご招待頂きました。夕食会に先立ち、両外相間で、日・ルクセンブルク・ワーキング・ホリデー制度導入に係る口上書の交換がなされた他、金融、宇宙、医薬品及びスタートアップ協力分野をはじめとする幅広い分野で、具体的な協力が進展していることを歓迎し、特に、宇宙分野においては、月での活動や途上国に対する支援等について、両国間での連携を強化することで一致しました。

上川外務大臣との会談の詳細は、外務省のホームページをご覧ください。

 

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